2017年03月21日

「ミャオ族の民族衣装 刺繍と装飾の技法」

興味を持っていると、それについてのあれこれが引き寄せられるようにやってくること、ないですか?

折据のことを考えているときのこと、「古典にみる折り紙」という本を読んでいたら、新聞にさらに古い折り鶴の図柄が見つかったという記事がでました。
そして、その翌日には、「ダイヨの教育おりがみ」の会社が破産したというニュース。

でも、一番びっくりしたのは、この本でした。
折据のような中国の糸入れを見たのは、「One Needle, One Thread」という本だったのですが、その日本語版がでたんです!

まえがきの横には「ミャオの人々が愛用している布と紙で作られたブック型の裁縫箱」の写真、そして作り方のページもありました。
この裁縫箱のおかげで、折据の折り方をまた1つ見つけることができたので、うれしくて、うれしくて。

この本は、ミャオ族の針仕事をする人々をたずねて、教えてもらった手仕事をまとめたもので、「百人のミャオ族に出会うと、百種類の民族衣装が見られる」という多彩な衣装と、その布・糸・技法をたくさんの写真と図で紹介してあります。
オールカラーの240ページで、写真がないのは数ページだけです。

刺しゅうの説明には、刺し方の図や写真に、刺しゅう部分の拡大写真。
それに、刺しゅうをする人、身につける人の写真もあるのです。
ミャオの衣装の刺しゅうはいろんな本で見たことがありますが、ここまでていねいに紹介している本はありませんでした。

靴作りなら、靴底の芯にする竹皮採集に始まって、それを10枚に布をさらに16枚貼りあわせるのに写真が10枚。
底を縫うのに7枚、さらに21枚以上の図と写真が続いて、やっとスニーカーができあがります。

いちからモノを作っていくミャオの人々もすごいけれど、著者もすごいです!


4416517378ミャオ族の民族衣装 刺繍と装飾の技法: 中国貴州省の少数民族に伝わる文様、色彩、デザインのすべて
鳥丸 知子
誠文堂新光社 2017-02-17

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まえがきには、「英語版の日本語改訂版」と書いてありました。

こちらが、その英語版。
1607021730One Needle, One Thread - Miao(Hmong) embroidery and fabric piecework from Guizhou, China
Tomoko Torimaru (鳥丸知子)
University of Hawai'i Art Gallery, Department of Art and Art History 2008-09-01

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posted by つくつく坊や at 23:11| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 本・・・手芸 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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