2018年03月11日

アール・ヌーヴォーの服

ワンピースに見えてもツーピース、ボタンで留めずにホック留め、こんなにいろんなものがついているなんて、いやー、すごい、すごいって思いっぱなしで2時間過ごしてきました。

20180311-1.JPG神戸ファッション美術館の「服飾文化セミナー 収蔵品徹底鑑賞」、2017年度6回目のセミナーですが、行ったのは初めてでした。
これまでは有名なファッションデザイナーの服で、今回はアール・ヌーヴォーの服。
服といっても、豪華なドレスのおはなしです。

シルクの上に、タックやギャザーをたっぷりとったチュールやシフォンをかさねて、その上にレース、リボン、刺しゅう、スパンコール、タッセル、コードなんかの、飾りがたっぷり。
冷静に見ていくと過剰だけれど、やっぱりうっとり…

会場には、ドレスを着たマネキンが12体、水着(というよりは今のふつうの服みたい)のマネキンが2体並んでいて、ほかにもブラウス、ケープ、くつ、傘、バッグなどが展示してありました。

それだけでも充分うれしかったのですが、スライドでは、刺しゅうのアップや、服の裏側、フリルをめくった内側など、ふつうの展示では見ることができないところまで、たっぷり見せてもらいました。

打ちあわせは、左右ともにホック(ファスナーの上につけるような細いタイプ)とループがつけてあって、いちばん上が右にホックで左にループだったら、その下は左がホックで右がループというかんじ。
交互につけて、はずれにくいように工夫してありました。
その数、上着だけでも20や30はありそうで、留めるのたいへんそうです。
後ろあきの服が多かったのですが、背中のホックはお付きの人がいないと絶対ムリ!

上着の裏にはボーンが何本か入っていて、インナーベルトでウエストにしっかり固定。
ベルトの背中側には、スカートを引っ掛けておくためのホックもありました。

ドレスのすそから30pのところにあった、脇ポケット。
ポケットに入れたものでウエストのラインがくずれないようにしたくて、使うときはイスに座ったのかも、ということでした。
そうまでして何を入れていたのか、ちょっと気になります。

講師をされた学芸員の方は、ドレス愛たっぷりでした。
スパンコール婦人、テラテラさん、カラス婦人、みどりさん…
それぞれのドレスとも、日々語りあっておられるようで、楽しかったです。

posted by つくつく坊や at 23:28| 大阪 ☀| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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