2020年08月10日

トートバッグに使ったヒモ

ポケットつきのトートバッグに使ったひもは、「紐を織る」という本を見て織りました。

20200810-1.JPG


下にあるのは、ひもを織るときに経糸を上下させるリード(へドルルーム、rigid heddle)という道具です。

ふつうは穴と溝が交互にあるのですが、間に短い溝があるものを見たことがあって、謎でした。
でも、作って使ってわかりました。
これは、もよう糸を使って柄をだすのが楽なリード。

このひもは柄のところが、地の経糸2本〇〇・もよう糸1本●のくりかえしで、ふつうのリードのときは
穴溝穴溝穴溝穴溝穴溝穴溝穴溝穴溝穴…に、
〇〇●〇〇●〇〇●〇〇●〇〇●〇〇…と糸を通していきます。

もよう糸は穴と溝に通っているので、リードを上下すると経糸と同じように上下にわかれて並びます。
柄を出すときは、必要なもよう糸を上げて、いらないもよう糸は下げて織るのですが、上下にわかれて経糸のあいだに並んでいるので、もよう糸を選ぶためには華麗なヘラさばきが必須。

でも、短い溝(短)のあるリードの方は、穴と溝、短い溝が
穴溝短溝穴短穴溝短溝穴短穴溝短溝穴…の順に並んでいて、
〇〇●〇〇●〇〇●〇〇●〇〇●〇〇●〇…と、柄糸はどれも短い溝に入ります。

こちらはリードを上げても下げても、もよう糸だけが一列に並ぶので、柄に必要な糸を選びやすいのです。

20200810-2.JPG  20200810-3.JPG

平織りでふちを織るために、リードの両端は穴と溝のくりかえしになっています。




上の美術出版社の本は絶版で、下は2016年に復刊ドットコムで復刊された本。







posted by つくつく坊や at 23:15| 大阪 ☔| Comment(0) | 手織り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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