2012年07月14日

「ヤオ族の刺しゅう 文様に込められた祈りと移住の物語」

4286098818ヤオ族の刺しゅう 文様に込められた祈りと移住の物語
訳者:坂口 里香
文芸社 2011-02-15

by G-Tools


アメリカへ移住したヤオ族の人々が語る、刺しゅう今昔。
刺しゅうの文様や色、配置にも移り変わりがあるということを知りました。

著者アン・ゴールドマンは難民定住ボランティアで、ヤオ族に出会い、その刺しゅうに魅せられた人です。
訳者は、文様の意味を知りたいだけだったのに、内容に魅せられてとうとう全文翻訳。

刺しゅう文様図録(モノクロ、マス目なし)が、57ページあります。
こぎん刺しのように地糸をすくっていく刺しゅう、クロスステッチのように表の糸が交差する刺しゅう、ホルバインステッチのような刺しゅう。
似ているようでも、刺し方はちがうようだし、裏を見ながら刺しゅうするというのにびっくり。
文様も、手長猿、クモ、ネコ、ミズスマシ、トラの耳・爪・額、かぼちゃの花、天秤ばかりなど。
生活、伝説に根ざした文様が多いです。

カラー写真は、小さくて残念だけど8ページに32点。
本文にはモノクロ写真もあります。
きれい、細かいと感嘆するだけだった布の見方が、これで少しかわるかも。
posted by つくつく坊や at 12:07| 瀋陽 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 本・・・刺しゅう | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月15日

「世界のかわいい刺繍」

4416311370世界のかわいい刺繍
誠文堂新光社
誠文堂新光社 2011-12-12

by G-Tools


ため息がでるようなすごい刺しゅうではなくて、おみやげや雑貨で目にするような刺しゅう。
ちょっとがんばれば、自分でも刺しゅうできそうで、親近感がある刺しゅう。
「かわいい」というポイントは、そんなところかも。

選ばれているのは、日本なら、こぎん刺しのくるみボタンやポーチ、飛騨刺し子のふきん。
韓国ならノリゲと針山、指抜き。

「スロバキアのデトバ刺繍」「ポーランド、ウォヴィチの刺繍」「チェコ、キヨフ地方の刺繍」と、東欧の刺しゅうからはじまっているのも、「かわいい」ような気がします。

60くらいの刺しゅうが紹介されているのですが、知らない刺しゅうがいっぱいでした。
ブルキナファソの刺し子、モロッコのベルベル刺しゅうにフェズ刺しゅう。
作り方、刺し方はありませんが、写真だけでも満足です。

posted by つくつく坊や at 18:07| ローマ | Comment(0) | TrackBack(0) | 本・・・刺しゅう | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月23日

「クラシック クロス・ステッチ」

201109231.JPG


ゲアティ・ヴァンネル著
雄鶏社 1977年発行
小さいれど、254ページ!
刺しゅう、パターンは、「愛のクロスステッチ」のデザインの人です。



図書館で、「クラシック クロス・ステッチ」という本を借りてきました。
ずっとまえに絶版だったし、雄鶏社はなくなってしまったし。
いい本だと思うのに、とても残念です。

デンマークの古い刺しゅうを地方ごとに解説した本で、図案もたくさんのっています。
そこに、「デンマークのクロスステッチ 愛のカレンダー」のもとになったと思える図案がいくつかありました。

エーベトフテの作品、シュラン島北部(1844年のテーブル・センターより)は、8月の図案にそっくり。
そして、その解説には「木に咲く花が吊り鐘の形になっているのが面白く」とありました。
コーヒーミルだと思っていたのは、釣鐘状の花!

201109232.JPGよくみると、もとになった図案では茎(?)に付いていた花が、「愛のカレンダー」では少しずれています。
解説に「鳥に尾がついていないのは…鐘の幅に合わせて、図案を展開させたのが原因でしょう」とあったので、鳥の尾をつけるために、鐘を茎からはなしたのかもしれません。

とにかく、謎がひとつとけました。
花をこんなふうにデザインする感覚が、ふしぎ。


posted by つくつく坊や at 13:05| パリ | Comment(0) | TrackBack(0) | 本・・・刺しゅう | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月22日

「スウェーデンのアルファベット刺繍手帖」

4902199653マークブック スウェーデンのアルファベット刺繍手帖
エルシー・スヴェンノース 牧野 明香
カラーフィールド パブリケーションズ 2010-04-10

by G-Tools

1冊目は、布の目を数えながら刺していくキャンバスワーク。
おもにクロスステッチの図案ですが、輪郭をバックステッチで刺したり、文字に柄を入れる例ものっています。
文字の組み合わせのヒントや、ボーダー柄、数字などもあって、70ページほどの小さな本ですが、充実した内容の本だと思います。

4902199661マークブック2 スウェーデンのアルファベット刺繍手帖
エルシー・スヴェンノース 牧野 明香
カラーフィールド・パブリケーションズ 2010-07-15

by G-Tools

2冊目は、図案にそって刺していく自由刺しゅうの本。
アルファベットごとにいろんな書体を紹介していますが、同じ書体がない文字もあります。

どちらも、はじめに刺し方や、応用のしかたなどの説明があります。
刺しゅうをした作品の写真(白黒)は、少しだけ。
その作り方も、のっていません。
同じものを作らないで、自分で考えて、すきなように作りなさいということなのでしょう。

リング綴じなので、手で押さえなくても本を開いておけるのも便利です。

ちょこっとイニシャルを入れたいときや、クロスステッチのサンプラーにアルファベットを刺したいときにいいと思うのですが、どの書体にしようか迷うかも…

20101022-1.JPG 20101022-2.JPG
書名をクリックして、アマゾンのページにいけば
もう少し他のページを見ることができます。
posted by つくつく坊や at 15:39| ボストン ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 本・・・刺しゅう | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月13日

「こぎん刺しの本 津軽の民芸刺繍」

近ごろ、あまり作るものがないので、本を読んで(見て?)ばかり。

今日は、「こぎん刺しの本 津軽の民芸刺繍」
布芸展 文化出版社

こぎん刺しの本―津軽の民芸刺繍

布芸展(ふげいてん)というのは、ウェブでトートバッグを販売している束松陽子さんと、お菓子研究家の福田里香さんの、プロジェクトの名前。
展示会には行ってないのですが、表紙のこぎん刺しのバッグは雑誌や百貨店で見たことがあって、ずっと気になっていたものでした。

そのこぎん刺しのバッグや、こぎん刺しを生かした小物の作り方やリメイクの紹介をした本です。

「こぎん刺しは、補強と保温のために施された働く刺繍です。布芸展では、その原点に立ち返り、飾りとして目立つ部分ではなく、補強や保温されるべき場所にこそ、こぎん刺しを刺しています。…… こぎん刺しは、よそいきの刺繍ではありません。あなたの日常生活でこぎんざしがお役に立ちますように。」
と、ありました。

これまでにも、こぎん刺しの本は見ていましたが、のれん、テーブルセンター、さいふ、クッション…、古風なかんじなのでした。
でも、この本のものは、使ってみたいと思わせるデザイン。

バッグは刺すのがたいへんそうですが、くるみボタンや麻リボンは気軽にとりかかれそうでした。

リメイクも、ブラウスの肩当て、ジーンズのひざ当て、セーターのひじ当て、シャツの袖口当て、バッグの肩ひもなど、これはいいかもと思いました。
ただ、傷んでから繕うのではなくて、使う前に刺しておくというのが、なかなかできません…

posted by つくつく坊や at 23:56| 愛媛 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 本・・・刺しゅう | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月14日

大塚あや子の刺繍の本「スタンプワーク」

大塚あや子の刺繍の本 スタンプワークStumpwork Embroidery大塚あや子の刺繍の本 スタンプワークStumpwork Embroidery
大塚 あや子
雄鶏社 2001-07

NHKおしゃれ工房 刺しゅう大好き!CATS & DOGS (NHKおしゃれ工房) 刺繍のABC あったらいいな。私の刺しゅう―One & Only 大塚あや子のステッチワールド ビーズ刺繍のバッグ

by G-Tools

平面的な刺しゅうしか知らなかったので、この本の刺しゅうを見た時はびっくりでした。

本に「20年程前、英国の美術館で17世紀の刺しゅうの箱に出会いました。」とありました。
わたしも、ずっと前に、どう見ても刺しゅうがふくらんでいたり、ふちがういているように見える小箱の写真を本で見たことがあって、どうなっているのだろうと気になっていたのでした。

疑問がとけてすっきり!
立体的に刺しゅうする方法がていねいに解説してあります。

どうやらわたしは、どんなふうに作ってあるのかにすごく興味があって本を選んでいるような気がする。
実際には作れそうもないし、作ろうという気もあまりないのに・・・
ラベル:刺しゅう
posted by つくつく坊や at 23:08| 秋田 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 本・・・刺しゅう | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月08日

シュヴァルムの白糸刺繍

シュヴァルムの白糸刺繍シュヴァルムの白糸刺繍
雄鶏社

HEDEBO―デンマークのホワイトワーク 大塚あや子の白糸刺しゅう―シュヴァルム・ドロンワーク・ラスキンレース・カサルグイディ・ヒーダボー Beginner's Guide to Mountmellick Embroidery (Beginner's Guide to Series) White Work: Techniques and 188 Designs (Dover Needlework Series) イニシャル&モノグラムの刺繍―ヨーロッパ 文字の手仕事

by G-Tools

2004年発行 63ページ

ドイツのシュヴァルム地方の刺しゅう。そこの博物館の展示も少しのっています。
作品のデザインは大塚あや子さん。
自分で作ることは、まあないかなあと思うのだけど、どんな風にしたらあんな模様が作れるのか、すごく興味あり。
ラベル:刺しゅう
posted by つくつく坊や at 12:24| 岩手 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 本・・・刺しゅう | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする